音楽ライター・金子厚武のブログ
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ALBUM OF THE YEAR 2013<DOMESTIC>1-10

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10 andymori / 宇宙の果てはこの目の前に
andymoriがライブのオープニングSEとして使用していたスキータ・デイヴィスの“The End of the World”は、死別の哀しみを歌った曲だという。しかし、andymoriはまだ終わってはいない。ファンファーレを、熱狂を、音楽を止めるな。

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9 住所不定無職 / GOLD FUTURE BASIC,
住所流『Band On The Run』、もしくは『ジョンの魂』ならぬ『ゾン(ビーズ子)の魂』。いろんな意味で衝撃だった2010年のデビュー作から、3年半の月日を経て、ポール・マッカートニーがひさびさの来日を果たした年に、まさかこんな名盤を手にするとは。そう、未来は彼女たちの手の中。

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8 土井玄臣 / The Illuminated Nightingale
七尾旅人が路線変更をしないまま、エレクトロポップやダブステップの時代を迎えていたら…なんて妄想を軽く凌駕する、大阪在住の宅録系シンガーソングライターによる傑作。“ダークナイト”のアトモスフェリックな美しさときたらもう。

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7 きのこ帝国 / eureka
エンジニアに采原史明を迎え、ほぼ一発録りでバンドのライブ感を閉じ込めた、正式なファーストアルバム。ほの暗い雰囲気が見事にマッチしたブリストル風のタイトルトラックがとにかく名曲。佐藤の歌が穏やかになった『ロンググッドバイ』では、フィッシュマンズ世代直撃の“パラノイドパレード”が白眉。

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6 ビイドロ / またあしたね
2010年12月の活動休止から、ほどなくして録音を完了していた本作は、いわば『荒野 / On the Wild Side』の双子のようなアルバムである。震災前に書かれていたとは思えないようなリリックと、それを伝えるためにミニマルに接近した3ピースのバンドサウンドが素晴らしい。祝、活動再開!

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5 アナログフィッシュ / NEWCLEAR
何もない荒野の先で手に入れたのは、新しく、確かな、厳しくも優しい視線。ただでさえ名曲の“抱きしめて”は、ライブ・バージョンでサイケデリックなアウトロが加わって、まるで“Under the Westway”と“Beetlebum”を足したような、素晴らしい仕上がりになっている。15周年の2014年、三部作ラストにも期待大。

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4 downy / (無題)
2004年の活動休止から、実に9年ぶりとなるこのバンドの再始動にあたって、オルタネティブな気質も持ったバンドマンたちが「我がヒーローの帰還!」と言わんばかりに、手放しで喜びを表現していたのが、何だか微笑ましかった。獰猛さを増した演奏とエレクトロニクスが融合し、いつになく開かれた作風となった、文句なしの復帰作。

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3 やけのはら / SUNNY NEW LIFE
一聴しただけで、ガシッと胸を鷲掴みにされた。やはり言葉の鋭さという意味では、数ある作品の中でもこの作品こそがベストだろう。インテリジェンスといい、ユーモアといい、明解さといい、ホントに清志郎やヒロトみたい。ceroの高城晶平やキセルを迎えたポップス寄りの作風も、時代感と見事にマッチしていた。

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2 tofubeats / lost decade
「ネット発こそがマジョリティ」という印象を決定づけた、2013年という時代の寵児。大学を出たての青年が、神戸在住のままメジャーデビューし、森高千里やの子といったアイコンを起用するに至る。これにはさまざまなタイミングが関わってはいるものの、類まれなソングライティング能力が呼び寄せたものであることを、改めて強調したい。

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1 赤い公園 / 公園デビュー
「アメリカの子供たちにとって、ロックはどんどんニッチなジャンルになりつつある」と語ったのはVAMPIRE WEEKENDのエズラ・クーニグであり、もしかしたら今の日本もそんな傾向にあるのかもしれない。しかし、この奔放な魅力あふれるガールズ・バンドを前に、「ロックなんて退屈だ」とは言わせない。あえてロック・バンドを選択したVAMPIRE WEEKENDがビルボードで2作続けて一位を獲得しているように、彼女たちもまた、この国のチャートを制するだけのポテンシャルを持っていると思う。
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by ashadeofshyness | 2014-01-06 23:09 | YEAR IN MUSIC
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