音楽ライター・金子厚武のブログ
by ashadeofshyness
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<   2013年 01月 ( 9 )   > この月の画像一覧

ALBUM OF THE YEAR 2012<DOMESTIC> 総括

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1 くるり / 坩堝の電圧
2 きのこ帝国 / 渦になる
3 cero / My Lost City
4 People In The Box / Ave Materia
5 トクマルシューゴ / In Focus?
6 Qomolangma Tomato / カジツ
7 Turntable Films / Yellow Yesterday
8 曽我部恵一BAND / 曽我部恵一BAND
9 The SALOVERS / 珍文完聞 -Chin Bung Kan Bung-
10 赤い公園 / ランドリーで漂白を
11 Klan Aileen / Astroride
12 シャムキャッツ / たからじま
13 Llama / インデペンデンス
14 andymori / 光
15 OGRE YOU ASSHOLE / 100年後
16 ハイスイノナサ / 動物の身体
17 田我流 / B級映画のように2
18 Ryo Hamamoto & The Wetland / Ryo Hamamoto & The Wetland
19 your gold,my pink / TEENAGE RIOT
20 カメラ=万年筆 / Coup D’etat
21 LAMA / Modanica
22 EVISBEATS / ひとつになるとき
23 チャットモンチー / 変身
24 group_inou / DAY
25 QUATTRO / 4
26 ZAZEN BOYS / すとーりーず
27 昆虫キッズ / こおったゆめをとかすように
28 踊ってばかりの国 / FLOWER
29 PLASTICZOOMS / STARBOW
30 中村一義 / 対音楽
31 七尾旅人 / リトルメロディ
32 Galileo Galilei / PORTAL
33 ART-SCHOOL / BABY ACID BABY
34 uminecosounds / uminecosounds
35 百々和宏 / 窓
36 Czecho No Republic / DINOSAUR
37 世武裕子 / アデュー世界戦争
38 THE NOVEMBERS / GIFT
39 OTOTOI GROUP / WE ARE
40 GOTH-TRAD / New Epoch
41 MO’SOME TONEBENDER / Strange Utopia Crazy Kitchen
42 THE CIGAVETTES / We Rolled Again
43 KETTLES / Here!
44 THA BLUE HERB / TOTAL
45 石橋英子 / Imitation Of Life
46 Wienners / UTOPIA
47 テスラは泣かない。 / High noble march
48 XINLISUPREME / 4 Bombs
49 永野亮 / はじめよう
50 禁断の多数決 / はじめにアイがあった
次点 THE MIRRAZ / 言いたいことはなくなった
次点 米津玄師 / diorama
次点 クリープハイプ / 死ぬまで一生愛されてると思ってたよ
次点 ASIAN KUNG-FU GENERATION / ランドマーク
次点 androp / one and zero
次点 plenty / plenty
次点 モーモールルギャバン / 僕は暗闇で迸る命、若さを叫ぶ
次点 ドレスコーズ / the dresscodes
次点 ミツメ / eye
次点 fresh! / WHAT ARE YOU DOING IN THIS CONFUSION?

というわけで、僕の2012年ベスト・アルバムは、くるりの『坩堝の電圧』でした。2011年のベストにアナログフィッシュの『荒野 / On the Wild Side』を選んだ時点で、「2012年は若いミュージシャンを一位にしたいなー」となんとなく思ってたんだけど、結局またキャリアのある人を一位にしちゃいました。いや、きのこ帝国もceroも十分一位に値したとは思うんだけど…てか、2012年は例年以上に力作の多い一年だったなと、並べてみて思いますね。やはり2011年という年を経て作られた、想いのこもった作品が多かったことの表れなんでしょう。年末から年始にかけてはいろんなところで、「アイドルが盛り上がって、バンドはダメだった」みたいなことを言ったり書いたりしたけど、それはまあオードリー的なやつで、「ホントに思ってたら、こんなにバンドのこと言ったり書いたりしてねえよ、エヘヘ」ってことで、別にアイドルとバンドを分けて考えることはないし、それぞれ楽しめばいいんだと思います。ただまあ、自分はバンドで育ってきたし、どっちに惹かれることが多いかって言ったらやっぱりバンドなんだよねっていう、それだけのことなんですよね。

で、改めて『坩堝の電圧』。吉田省念とファンファンを新メンバーに迎えての初作で、フレッシュなエネルギーに満ち溢れた全19曲。まあ、19曲も入ってるだけに曲調はいつも以上にバラバラで、てか、くるりのアルバムって「アルバムとしてのまとまり」みたいのはいつもそんなによくはないから、今作も「誰もが大好きなアルバム」ではないのかもしれません。ただ、文字通りのアンセムだった先行シングルの“everybody feels the same”と、初めて過去を振り返りながら、改めて「進め」と歌う“glory days”の2曲が軸にあって、あとはアルバム全体がフツフツと坩堝ってるのがこのアルバムの魅力なんだと思います。音楽的なチャレンジという意味ではひとつの頂点を極めた『ワルツを踊れ』以降、『魂のゆくえ』も『言葉にならない、笑顔を見せてくれよ』も、もちろんいいアルバムだったと思うけど、「ちょっと地味だなー」とか「降りちゃった感じするなー」という印象も否めなかっただけに、「帰還!」なイメージも強い今回のアルバムは、やっぱりちゃんと評価しておきたかったのです。

あと、震災・原発事故以降の状況に対する言及も多い作品で、これまでも常に体現し続けてきたローカルの重要性も改めて浮き彫りにした、いわば「社会の鏡としてのポップミュージック」の色が濃かったことも僕の中では重要な要素でした。てか、これが一番だったりもするかも。もちろん、今年リリースされた作品の全てに、何らかの形で震災の影響が含まれてるとは思うけど、ceroだったり、チョモだったり、ソカバンだったり、ある程度明確に、でも直接的過ぎず、あくまでポップミュージックとして自らの立場を打ち出した作品にはやっぱり強く惹かれるものがありました。で、その中でもくるりのやり方はやっぱ抜群なんだよなあ。「東電」や「相馬」といった言葉を使いながらも、それが変に強調されず、ちゃんと音楽として溶け込んでる。そういうのがいいなあと思う。

あと、もうひとつくるりを選んだ理由として、「音楽を聴く上での世代的な指針としてのくるり」っていうのを再確認したってこともあります。2012年は『SNOOZER』で言うところの「98年世代」が再起した年でもあって、中村一義は10年ぶりにソロ名義のアルバムを発表したし、向井秀徳率いるZAZEN BOYSはキャリア最長のブランクとなる4年ぶりの新作をリリースしたし、ナカコーとミキちゃんのLAMAにしても、前作はまだミキちゃんのソロ・プロジェクトの発展形っていう色が強かったから、2012年に出したセカンドこそがバンドとしてのホントの始まりだったと思うんですよね。で、今僕が「好きだなー」と思う若手のミュージシャンには、やっぱり彼らの要素をどっかしらに感じるんです。それは直接的に影響を受けてる場合もあれば、「98年世代」の色が日本の音楽シーンにすでに浸透していて、間接的に吸収してる場合もあり。なんにしろ、andymoriも、Turntable Filmsも、踊ってばかりの国も、きのこ帝国も、The SALOVERSも、やっぱり彼らなしには生まれてないと思うんですよね。

音楽には僕が生まれる以前から長い長い歴史があって、その流れを踏まえて今を見つめることはめちゃめちゃ大事なことだけど、じゃあ必ずしも50年代や60年代を基点にしないといけないかっていうと、そういうことでもないはず。やっぱり、その世代ならではの視点っていうのがあって、そこから今を見たり、さかのぼったりすることが大事で、その中心軸として、僕の中ではくるりの存在がめちゃめちゃ大きいなっていうのを再確認したんです。年末に行われた武道館での15周年記念公演でくるりの岸田さんと佐藤さん、サニーデイ、BASE BALL BEARと共演した中村一義さんに取材をさせてもらったときに、「中村さんにとってくるりってどんな存在ですか?」って聞いたら、「〈あの世代のバンド・メンバー〉って感じ。(くるりの)“ロックンロール”とか聴いてると、〈誰がどの曲書いたんだっけ?〉って、わかんなくなっちゃう」って答えてくれて、すごくジーンときたっていうのも、「世代」っていうのを改めて考えさせられた経験として大きかったかなあ。うーん、なんか書いてることが全然まとまってない気がするけど、まあ、自分のブログなんで許してください。とにかく、そんなことを思ったんです。年取ったってことでしょうか。

くるりの話題を離れて、総括的なことをちょっとだけ書くと、2012年の取材はとにかく「光と影(闇)」って話をすることが多かった。震災以降の空気の中で聴く人にとっての「光」となるような作品を作りたいってことだったり、一方で「光と影(闇)」っていうのは分けて考えることはできないんだってことだったり。特に後者の話をすることが多くて、要はインターネットによって今まで知らなかったことを知ることができるようになって、さらには震災・原発事故で今まで目を背けてきたことも見つめざるを得なくなったと、そんな中で、今はむしろ「光」より「影(闇)」を見つめる方が大事で、それが結果的には「光」につながるんじゃないかっていうような話をよくしました。具体的なアーティストで言えば、「影(闇)」の存在を十分理解しながらも、「光」という1テーマでアルバムを作り上げたandymoriの瞬発力の高さはやっぱりすごいなと思ったし、一方の「影(闇)」の話だと、「光は視界の中でしかないけど、闇は目をつぶったときに頭の中に現れるもので、それって無限に広がってるから、そっちに可能性を感じる」っていうピープルの波多野くんの言葉が名言だなーと思いました。もちろん、こういう話ってずっと前から議論されてる話ではあって、いつも思い出すのは宇多田ヒカルの“誰かの願いが叶うころ”なんすよね。2004年にリリースされたあの曲の〈誰かの願いが叶うころ あの子が泣いてるよ〉ってあのシンプルな歌詞とメロは、「光と影(闇)」っていうテーマを一行でバシッと示してるわけで。やっぱすげえなあ、ヒッキー。そりゃ、“桜流し”も売れるわなあ。

でね、このテーマを2013年に押し広げる一曲が、アナログフィッシュが2012年にYouTubeで発表して、3月に出る新作『Newclear』に収録される“City of Symphony”だと思うんですよ。どっちかっていうと、その前に発表した“抱きしめて”の方が話題になってるけど、この曲で歌われる「レイヤー」っていうのは、『荒野 / On the Wild Side』収録の“HYBRID”で示した「光と影(闇)」の問題のその先を示していて、無数の光と影がレイヤーを織り成すこの社会の中で、そのひとつひとつを丁寧に紐解いて行くことで、きっとクリアな新しい視点を獲得することができるはずだっていう、そういう曲だと思うんですよね。だからねー、『Newclear』は相当楽しみなんだけど、とか言ってると2013年のベストもアナログフィッシュにしちゃいそうだから、今年こそ若手をベストにしたいな。きのこ帝国の新作はすでにめっちゃよかったけど、でももっと新顔も出てきてほしい。少しずつ活発になってきてる日本人の海外進出とかも気になるし、2013年もワクワクしながら音楽に接していけるといいなあ。

長文乱文失礼しました!
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by ashadeofshyness | 2013-01-29 00:10 | YEAR IN MUSIC

ALBUM OF THE YEAR 2012<OVERSEAS> 1-25

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1 SPIRITUALIZED / SWEET HEART SWEET LIGHT
2 GRIZZLY BEAR / SHIELDS
3 THE XX / COEXIST
4 ALT-J / AN AWESOME WAVE
5 LANA DEL REY / BORN TO DIE
6 BEACH HOUSE / BLOOM
7 DIRTY PROJECTORS / SWING LO MAGELLAN
8 FOUR TET / PINK
9 PASSION PIT / GOSSAMER
10 JAKE BUGG / JAKE BUGG
11 FALTYDL / HARDCOURAGE
12 TAME IMPALA / LONERISM
13 ANIMAL COLLECTIVE / CENTIPEDE HZ
14 HOT CHIP / IN OUR HEADS
15 CLOUD NOTHINGS / ATTACK ON MEMORY
16 ULTRAISTA / ULTRAISTA
17 FRANK OCEAN / CHANNEL ORANGE
18 VITALIC / RAVE AGE
19 MY BEST FIEND / IN GHOSTLIKE FADING
20 THE D.O.T. / AND THAT
21 POP ETC / POP ETC
22 GRIMES / VISIONS
23 THE VACCINES / COME OF AGE
24 THE SHINS / PORT OF MORROW
25 THE CRIBS / IN THE BELLY OF BRAZEN BULL
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by ashadeofshyness | 2013-01-28 23:46 | YEAR IN MUSIC

英米の主要音楽メディアのベスト・アルバムで振り返る2012年

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毎年恒例、UKとUSの主要メディアが年末に発表したベスト・アルバムを数値化して、トータルでのベストや、国ごとの傾向を探ろうという企画です。昨年まではUKがNME、Q、UNCUT、MOJO、USがRollingStone、SPIN、Billboard、Pitchforkだったのですが、今年はQがベスト50を順位をつけずに発表したので、代わりにThe Gurdianを入れてます。では、早速各メディアのベスト10を見ていきましょう!


NME(UK)

1 Tame Impala – Lonerism
2 Grimes – Visions
3 Frank Ocean - Channel Orange
4 Crystal Castles - (III)
5 ∆ (Alt-J) - An Awesome Wave
6 The Maccabees - Given to the Wild
7 Pond - Beard, Wives, Denim
8 The Cribs - In the Belly of the Brazen Bull
9 Jake Bugg - Jake Bugg
10 Jack White - Blunderbuss

UNCUT(UK)

1 Leonard Cohen - Old Ideas
2 Bob Dylan – Tempest
3 Jack White – Blunderbuss
4 Dr. John - Locked Down
5 Frank Ocean - Channel Orange
6 Bill Fay - Life Is People
7 Ty Segall & White Fence – Hair
8 Grizzly Bear – Shields
9 Neil Young and Crazy Horse - Psychedelic Pill
10 Bruce Springsteen - Wrecking Ball

MOJO(UK)

1 Jack White – Blunderbuss
2 Frank Ocean - Channel Orange
3 Bill Fay - Life Is People
4 Leonard Cohen - Old Ideas
5 Dexys - One Day I'm Going to Soar
6 The Black Keys - El Camino
7 Django Django - Django Django
8 Dr. John - Locked Down
9 Julia Holter – Ekstasis
10 Bob Dylan - Tempest

The Guardian(UK)

1 Frank Ocean - Channel Orange
2 Grimes – Visions
3 Jessie Ware – Devotion
4 Dirty Projectors - Swing Lo Magellan
5 Kendrick Lamar - good kid, m.A.A.d. city
6 Tame Impala – Lonerism
7 ∆ (Alt-J) - An Awesome Wave
8 The xx – Coexist
9 Hot Chip - In Our Heads
10 Bobby Womack - The Bravest Man in the Universe

RollingStone(US)

1 Bruce Springsteen - Wrecking Ball
2 Frank Ocean - Channel Orange
3 Jack White – Blunderbuss
4 Bob Dylan – Tempest
5 Fiona Apple - The Idler Wheel
6 Kendrick Lamar - good kid, m.A.A.d. city
7 Edward Sharpe & the Magnetic Zeros – Here
8 Green Day - ¡Uno!
9 Japandroids - Celebration Rock
10 Neil Young and Crazy Horse - Psychedelic Pill

SPIN(US)

1 Frank Ocean - Channel Orange
2 Kendrick Lamar - good kid, m.A.A.d. city
3 Japandroids - Celebration Rock
4 DJ Rashad - Teklife Vol. 1: Welcome To The Chi
5 Miguel - Kaleidoscope Dream
6 Bat For Lashes - The Haunted Man
7 Swans - The Seer
8 Killer Mike - R.A.P. Music
9 Ty Segall – Twins
10 Santigold - Master of My Make-Believe

Billboard(US)

1 Frank Ocean - Channel Orange
2 Kendrick Lamar - good kid, m.A.A.d. city
3 Miguel - Kaleidoscope Dream
4 Jessie Ware – Devotion
5 Taylor Swift – Red
6 Beach House – Bloom
7 Bruce Springsteen - Wrecking Ball
8 Cloud Nothings – Attack on Memory
9 Cat Power – Sun
10 ∆ (Alt-J) - An Awesome Wave

Pitchfork(US)

1 Kendrick Lamar - good kid, m.A.A.d. city
2 Frank Ocean - Channel Orange
3 Fiona Apple - The Idler Wheel
4 Tame Impala – Lonerism
5 Swans - The Seer
6 Grimes – Visions
7 Beach House – Bloom
8 Chromatics - Kill for Love
9 Death Grips - The Money Store
10 Grizzly Bear - Shields


そして、各メディアのベスト10に1位10点~10位1点で点数をつけた総合ランキングがこちら!*( )の中はランクインしている媒体数

1 FRANK OCEAN 71(8)
2 KENDRICK LAMAR 39(5)
3 JACK WHITE 27(4)
4 GRIMES 23(3)
5 TAME IMPALA 22(3)
6 BOB DYLAN 17(3)
  LEONARD COHEN 17(2)
8 BRUCE SPRINGSTEEN 15(3)
  JESSIE WARE 15(2)
10 FIONA APPLE 14(2)
  MIGUEL 14(2)

というわけで、2012年はFromオッドフューチャー、フランク・オーシャンの圧勝!唯一すべてのメディアでランクインを果たし、ナショナルチャートでもUS・UK共に2位を獲得、グラミーでは主要3部門含む6部門にノミネートと、完全に昨年の顔でした。以下の顔ぶれを見ると、ケンドリック・ラマーやブルース・スプリングスティーンが本国USで圧倒的に支持されているのに対し、ジャック・ホワイトはUKでの支持の方が高かったりするのが面白いですね。米高英低の流れはより強まって、イギリスからランクインしたのはエイミー・ワインハウス~アデルの流れを汲んだデーヴァ、ジェシー・ウェアのみ。また、バンドはオーストラリアからの異端児テイム・インパラのみで、ベテランの再評価も目立つあたりは、バンドに元気がないと言われ、山下達郎やユーミンが再評価された日本とも状況的に近いと言ってもいいのかも。

まあ、なんにしろ、インディ・メディアからも、権威的な賞レースからも同等の評価を獲得し、セールスもしっかりついてきてるフランク・オーシャンのような存在は、2012年の日本にはいなかったように思います。まあ、アイコンと言う意味で近かったのは、星野源ってことになるのかな。あとは、年明けに渋公を成功させた七尾旅人か。でも、リアルにフランク・オーシャンに近いのは、やっぱケンヒライだよな…ということで、おしまい。



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by ashadeofshyness | 2013-01-26 23:59 | YEAR IN MUSIC

PRIVATE SOUNDTRACK 2012

くるり / everybody feels the same
your gold,my pink / Girls & Boys (and Ladies & Gentlemen)
シャムキャッツ / なんだかやれそう
THE MIRRAZ / 僕らは
sleepy.ab / アンドロメダ
きのこ帝国 / WHIRLPOOL
中村一義 / ウソを暴け!
踊ってばかりの国 / セシウム
ミラーマン / bamneng
アーバンダンス / 王国
アナログフィッシュ feat.やけのはら / City Of Symphony
アナログフィッシュ / 抱きしめて
EVISBEATS / いい時間
DACOTA SPEAKER. / owari
BLUR / Under The Westway














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by ashadeofshyness | 2013-01-16 00:24 | YEAR IN MUSIC

ALBUM OF THE YEAR 2012<DOMESTIC> 1-10

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10 赤い公園 / ランドリーで漂白を
群雄割拠のガールズバンドの中にあって、アタマ一つ抜けて際立っていた4人。
津野さんはめちゃめちゃ作曲能力が高いと思うので、早期の復活に期待してます。

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9 The SALOVERS / 珍文完聞 -Chin Bung Kan Bung-
まだまだこれからだけど、才能の片鱗は確かに感じさせたメジャー1st。
田中茉裕さんとのデュエットはよかったなあ。

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8 曽我部恵一BAND / 曽我部恵一BAND
夢を乗せた魔法のバスは、ギュウギュウ詰めの満員電車に。
改めて現実の社会と向き合った、渾身のセルフタイトル作。

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7 Turntable Films / Yellow Yesterday
セカンドロイヤルの10周年イヤーを飾った、洋楽的邦楽の最先端。7人編成でのライブに、年末には初の日本語詞曲も発表と、もっともっと行けそう。

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6 Qomolangma Tomato / カジツ
「オルタナティブなギターロック」がかつての勢いを失っている今、一人気を吐いたのがチョモだった。震災と原発事故以降の重苦しいムードを反映しつつも、あくまでフレッシュに鳴らした傑作。

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5 トクマルシューゴ / In Focus?
誰もがこっそり期待していた「RUM HEE」以降のポップでリズミカルなトクマルがここに。年末のSHIBUYA AX公演ではライブバンドとしても過去最高の充実ぶり。

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4 People In The Box / Ave Materia
“八月”のラストのリフレインに「?」を浮かべたら、もうあなたはピープルの虜。カフカを信奉する日本ギターロック界の問題児は、「社会正義」を掲げて今日も悪だくみ。

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3 cero / My Lost City
2009年のダーティー・プロジェクターズ『Bitte Orca』的な一枚。
つまりは、満場一致で2012年のインディロックを代表する名盤ということ。

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2 きのこ帝国 / 渦になる
青くて、フラジャイルで、ポップで、美しくて、暴力的で…とにかく、そのバランスが秀逸。
凡百のシューゲイズバンドとは比べ物にならない、間違いなく本物。

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1 くるり / 坩堝の電圧
かつて自らに投げかけた「HOW TO GO?」という問いが、意味を変えて再び投げかけられた2012年。初めて過去を振り返りながら、それでも岸田繁は「進め」と歌った。
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by ashadeofshyness | 2013-01-15 00:21 | YEAR IN MUSIC

ALBUM OF THE YEAR 2012<DOMESTIC> 11-20

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20 カメラ=万年筆 / coup d’ Etat
フリッパーズやクチロロの系譜に連なるような、音大卒の確信犯的2人組。
鈴木慶一や野宮真貴も巻き込んで、編集感覚溢れる現代のポップスを作り上げた。

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19 your gold,my pink / TEENAGE RIOT
MUSIC FOR GIRLS & BOYS TANGLED UP IN BLUE.
“Girls & Boys (and Ladies & Gentlemen)”は今年を代表するアンセム。

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18 Ryo Hamamoto & The Wetland / Ryo Hamamoto & The Wetland
モールスのギタリストとしても知られるシンガーソングライターが、渡部牧人(PADOKの新作もよかった)らを迎えて制作した初のバンド作。バーナード・バトラーやジェイムス・イハと並ぶ、現代のニール・ヤングの一人だと思う。

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17 田我流 / B級映画のように2
海外で言うところのフランク・オーシャン的な、やべ~勢いですげー盛り上がった今年の顔役。SIMI LABをはじめとした客演陣の中では、やっぱ石田さんがかっけえなあ。

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16 ハイスイノナサ / 動物の身体
高いプレイヤビリティでロックと現代音楽とクラブミュージックの融合をひたすら推し進める姿は早くも孤高の領域。ネストで行われた初のワンマンは、2012年のベストライブのひとつ。

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15 OGRE YOU ASSHOLE / 100年後
「USインディ直系」も「ポストゆら帝」も置き去りに、バンドは誰も追いつけない彼岸の彼方へ。マヤ暦で揺れた2012年、『KID A』のその先にある「終末感」がここに。

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14 andymori / 光
多くの表現者が「光と闇」と向き合った2012年に、そのワンテーマで作品を作り上げた瞬発力はさすが。でも、勝負作はきっとこの次。“パーティーは終わった”は果たして音源化されるのか?

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13 Llama / インデペンデンス
京都の異才音楽集団が4年ぶりの新作で掲げた独立宣言。ウリチパン郡とROVO(もしくはボアダムス)が融合したかのような、スピリチュアルなポップスの傑作。

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12 シャムキャッツ / たからじま
2012年に届けられた青春狂騒曲集。
「そっちはどうだい うまくやってるかい?」「なんだかやれそう!」

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11 Klan Aileen / Astroride
中心人物の松山亮が8トラックのMTRと3本のマイクで作り上げたベッドルーム・サイケポップ。NMEをはじめ、世界中のメディアに絶賛されたテイム・インパラ『Lonerism』の双子のような作品。
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by ashadeofshyness | 2013-01-10 00:09 | YEAR IN MUSIC

ALBUM OF THE YEAR 2012<DOMESTIC> 21-30

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30 中村一義 / 対音楽
実に10年ぶりとなった中村一義名義の新作。くるり、サニーデイ、ベボベ、100sと共に「世代の歌」を響かせた武道館での15周年公演に涙。

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29 PLASTICZOOMS / STARBOW
リスナー的感性で「今」ではなく「一歩先」のシンセ・ポップを鳴らした快作。
彼らがホラーズと並んでいるのは、見た目ではなく、感性である。

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28 踊ってばかりの国 / FLOWER
ティン・パン・アレー meets USサイケデリアな音楽性も、言葉の切れ味もキレッキレ。
早期の活動再開を願うばかり。

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27 昆虫キッズ / こおったゆめをとかすように
「成熟」という言葉が似合わないバンドは、それでも、3枚目のアルバムでここまでたどり着いた。何かを失いながら、それでも時間は進んでいく、“クレイマー、クレイマー”の美しさよ。

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26 ZAZEN BOYS / すとーりーず
向井の持つ音楽性が一巡した感のあった『4』から、4年の歳月をかけてひねりあげた11篇の物語。日本のロック・バンドのアンサンブルを変えた男が、その何度目かの再構築を目指した意欲作。

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25 QUATTRO / 4
「ロックンロール・リヴァイヴァル」も「トロピカル・ポップ」も、もはや不要のオリジナリティ。「kings」とそれ以降をつなぐ彼らの存在は、もっともっとクローズアップされるべき。

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24 group_inou / DAY
誰にも寄りかからず、どこにも属さず、ひたすら磨き続けた刀の鋭さときたら。
やわなエレクトロ・ポップには太刀打ちできない、妖刀村雨のごときアルバム。

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23 チャットモンチー / 変身
メジャーからのリリースにあるまじき、超ローファイなベースレス・ロック。
誰もが歩くオブジェでも、あなたの代わりは誰一人としていません。

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22 EVISBEATS / ひとつになるとき
スピリチュアルで、エキゾチックで、めっちゃメロウな、極上の極東ヒップホップ。
田我流参加の“ゆれる”もいいけど、鴨田潤作詞の“いい時間”がとにかく泣きの名曲。

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21 LAMA / Modanica
ポスト・ダブステップのシーンと並走しながらも、あくまで日本人の鳴らすポップミュージック。「やっぱりとんでもなくすごかった」と言うしかない。
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by ashadeofshyness | 2013-01-07 22:49 | YEAR IN MUSIC

ALBUM OF THE YEAR 2012<DOMESTIC> 31-40

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40 GOTH-TRAD / New Epoch
日本が誇るダブステップ・マイスターの強烈な一撃。
このすごさは一度現場で体感すべき。

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39 OTOTOI GROUP / WE ARE
USインディ経由のノスタルジックなポップスを日本人がやると、やっぱり童謡っぽくなるんだなあ。mini muff recordsは今年も良質なリリースが多かった。

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38 THE NOVEMBERS / GIFT
管弦楽器の重用やゴスバンドとの邂逅など、脱オルタナが加速した一年に。
個人的なイメージとしては、今オウガと昆虫キッズの中間に位置してる感じ。

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37 世武裕子 / アデュー世界戦争
音楽はこんなにもイマジナティヴで、こんなにもシネマティックだ。
コトリさんやRayonsなど、いわゆるシンガーソングライターではない、作編曲能力の高い女性音楽家のさらなる活躍に期待。

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36 Czecho No Republic / DINOSAUR
第一期チェコの集大成的作品。
タカハシマイと砂川一黄が正式加入し、ライヴがホントに素晴らしくなった。

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35 百々和宏 / 窓
生と死の窓際で歌うロックンローラー=百々和宏の初ソロ作。
見汐麻衣やあだち麗三郎といったインディ人脈のテープエコーズ、yukihiroに345というメジャー人脈のgeek sleep sheepという両極な活動も、この人ならでは。

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34 uminecosounds / uminecosounds
シャムキャッツのプロデュースでも知られる古里おさむのソロユニットが、dipのヤマジカズヒデらを迎えてバンド化。フォーキーな歌心と、4ADやTOUCH AND GOのオルタナ感が合わさった旨味十分の一枚。

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33 ART-SCHOOL / BABY ACID BABY
スティーヴ・アルビニのエレクトリカル・オーディオで録音を敢行した再起作。
福岡の猛者たちをサポートに迎え、今も国内有数のオルタナ・バンドであり続ける。

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32 Galileo Galilei / PORTAL
北海道のわんわんスタジオで作り上げた本作は、5人体制でのラスト・アルバムに。
サカナクションにもBOMBAY BYCICLE CLUBにもなれる逸材の行く末やいかに。

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31 七尾旅人 / リトルメロディ
幾億の声が紡ぐ小さなメロディこそが社会を動かしていく。
“圏内の歌”に代表されるその想いは、少しずつだが、確実に広がっている。
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by ashadeofshyness | 2013-01-06 00:15 | YEAR IN MUSIC

ALBUM OF THE YEAR 2012<DOMESTIC> 41-50

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50 禁断の多数決 / はじめにアイがあった
ネット発、USインディ経由のニューウェイヴィなサイケ・ポップ。
ceroの次に鈴木慶一がプロデュースすべきバンド。

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49 永野亮 / はじめよう
APOGEEのフロントマンによる、初のソロ作。
シンセを排し、オーガニックで洒脱な上質のポップ・アルバムに仕上げた。

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48 XINLISUPREME / 4 Bombs
アンディ・ウェザオールも信頼を寄せる、日本のノイズ・ロマンティストによる10年ぶりの新作。モーサム新作にも通じる、キワキワの一枚。

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47 テスラは泣かない。 / High noble march
鹿児島から突如現れたジェリー・リー・ファントムの隔世遺伝子。
踊りだす君の勝利さ!

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46 Wienners / UTOPIA
結果的には、アイドルとバンドの接近を象徴する存在に。
でも、彼らのライヴはそんな範疇を飛び越えるだけの力がある。めちゃくちゃ楽しい。

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45 石橋英子 / Imitation Of Life
最強の客演集団「もう死んだ人たち」と共に作り上げたバンド作。
2013年の年明けには前野健太と長谷川健一にジョイン。

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44 THA BLUE HERB / TOTAL
一宮から、相模原から、ボスの座を狙う刺客がゾロゾロ。
バット、TBH still No.1.ローカリティがますます重要な時代に。

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43 KETTLES / Here!
予想外の?大躍進を遂げた愛すべきローファイ・デュオのセカンド。
CHABEくんリミックスの“ヤバイバイバイ”もさることながら、“忘れたくても”が名曲。

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42 THE CIGAVETTES / We Rolled Again
リターン・オブ・ザ・シガヴェッツ!
やっぱりロックンロール・バンドはリリース・ペースが速くないとね。

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41 MO’SOME TONEBENDER / Strange Utopia Crazy Kitchen
NO EVIL,NO MO'SOME.
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by ashadeofshyness | 2013-01-05 01:00 | YEAR IN MUSIC