音楽ライター・金子厚武のブログ
by ashadeofshyness
カテゴリ
日記
インタビュー
YEAR IN MUSIC
ウィークリー・レコメンド
コラム
以前の記事
2017年 08月
2016年 12月
2016年 01月
more...
フォロー中のブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


<   2014年 07月 ( 6 )   > この月の画像一覧

2014年の現状⑥「で、結局どれを聴いたらいいの?」

さて、ここまで5本のショートコラムを書いてきましたが、今ホント分析記事ってネット上に溢れ返ってますよね(「なぜ~なのか?」みたいなやつ)。で、そこに一部加担している人間が言うのもなんですが、その内容はかなり玉石混交で……。まあ、その中から自分にとっての有益な情報を選び取ってもらえればと思うのですが、ただ、いくら分析したところで、やっぱり音楽なので、「で、結局どれを聴いたらいいの?」っていうのがあると思うんです。なので、2014年の上半期に出た作品の中で、僕が個人的にお勧めする、「これは聴いて!」という作品を、厳選して5枚だけ挙げて、このコラムの締め括りにしようと思います。

踊ってばかりの国『踊ってばかりの国』
石橋英子『car and freezer』
bonobos『HYPER FOLK』
Koji Nakamura『Masterpeace』
吉田ヨウヘイgroup『Smart Citizen』
(リリース順)





ここまでのコラムに出て来てない作品は、石橋さんとナカコーさんの作品ですが、ぜひ下記のインタビューを読んでいただければと思います。

石橋英子×前野健太 素晴らしいポップミュージックとはなにか?
http://www.cinra.net/interview/201403-ishibashimaeno

時間感覚の変容に対するKoji Nakamuraからの提案
http://www.cinra.net/interview/201404-nakamurakoji

この5枚はどれも本当に素晴らしいと思うのですが、アルバムとして聴いたときのカタルシスを求める人には、特にお勧めできます。ぜひ、聴いてみてください。
[PR]
by ashadeofshyness | 2014-07-16 23:28 | YEAR IN MUSIC

2014年の現状⑤クラウド化するアーティストたち

YouTubeによって、「新しい/古い」という価値観が薄れ、ニコニコ動画によって、音楽とアニメ、漫画、ラノベなどがこれまで以上に結びつきを強めるなど、あらゆる表現がフラットになったという話はよく聞ききますが、この流れを受けて、作り手自体も年齢や表現手段の枠を超え、フラットな存在になっていくのはある意味当然。これを「クラウド化」と呼んでみることにします。

例えば、声優も務めるシンガーソングライターとイラストレーターの2人組による「視聴覚ユニット」のみみめめMIMIは6月に初ライブを行い、かつてWEBコミック『シアロア』を発表し、現在『別冊少年マガジン』に連載を持つ漫画家含む2人組・感傷ベクトルも、今年ひさびさの作品を発表しました。両者ともに匿名性の強い存在ですが、徐々にその姿を現しつつあることも共通点です。ビジュアルと音楽のリンクという意味では、近年ではamazarashiがエポックメイキングな存在で、匿名性という意味でも先駆けでしたが、彼らはあくまでもバンドで、ビジュアル担当は別に存在するのに対し、みみめめMIMIや感傷ベクトルは異なる分野のクリエイターがひとつの集団を形成しているのがポイント。ニコ動周りではクリエイターチームも数多く存在しますが、あくまで音楽を中心に置いているという意味では、彼らともまた差別化が図られていると言っていいでしょう。





ただ、何事にも「光と影」の両側面が存在するというもので、彼らは「あらゆる表現がフラットになった時代」を体現している一方で、「音楽だけでは成り立たなかった」という側面もあります。みみめめMIMIにも、感傷ベクトルにも、そしてもちろんamazarashiにも、裏側には今の形態へと至る一発逆転のストーリーがあるのです。これは今のアイドルにも言えることだったりして、アイドルになりたくてアイドルをやっている子がたくさんいる一方で、もしかしたら同じくらいの割合で、歌手や女優、タレントへの通過儀礼として、あえてアイドルにチャレンジしている子も多かったりする。つまりは、アイドルも「クラウド化」しているのであり、これもある意味では時代感の表れなのかもしれません。

視聴覚ユニットの誕生 みみめめMIMIインタビュー
http://www.cinra.net/interview/2013/08/15/000000.php

メディアミックスの時代? 「感傷ベクトル」の戸惑いと新たな一歩
http://www.cinra.net/interview/201406-kanshovector

もう少し話を広げると、普通にミュージシャンのみの集団でも、バンド、ボカロ、ネットレーベルという「ネット3世代」がビジュアルノベルの『クラナド』で結びついたfhanaをはじめ、年の差バンドが多く見られるようになっているように思います。言ってみれば、②で挙げた吉田ヨウヘイgroupや森は生きているもそうで、彼らは時代を超えた様々な音楽で結びついている集団。一方、ミュージシャン同士の距離が物理的に近い東京とは真逆の環境とも言うべき、北海道のベッドタウンを拠点に活動するFOLKS(「人々、集団」を意味する)は、バンド内で知識を共有し、なおかつそれを近しい仲間たちにも広め、ネットワーク化して行こうとする姿勢を持ったバンド。中心人物の岩井郁人はこんな風に語っています。

「今はiCloudやDropbox、Evernoteといったクラウドサービスが発達してるんだから、それらを有効に使うべきだと思う。クラウドの中にひとつのフォルダを作って、そこにそれぞれ自分の好きなものやアイデアをとにかくどんどん突っ込んで、ごちゃ混ぜにして共有することで、そこから新しい音楽を創造していくことが可能なのではないかと考えています」

このように、違う世代・違う趣味・違う手段を持った人間が、差異を認めつつも、ひとつの集団を形成することによって、新たな表現を切り開いてくという流れは、間違いなく今後も広がっていくことでしょう。



ネット3世代が紡ぐ「新しい物語」 fhanaインタビュー
http://www.cinra.net/interview/201405-fhana


[PR]
by ashadeofshyness | 2014-07-16 22:41 | YEAR IN MUSIC

2014年の現状④GO TO 2020~東京オリンピックに向けて

昨年まで「東京の音楽」と言えば、②で書いたような東京のインディーシーンで起こっていることを指すことが多かったように思いますが、2020年の東京オリンピック開催が決定し、少しずつ再開発が進む中、改めて東京という都市を見つめ直し、それを鳴らそうとする作品が増えてきました。例えば、「フラット化するテン時代の“Tokyo”に警鐘を鳴らす」作品であり、「驚異的なスピードで移り変わり、コミュニケーションまでもを含めたすべてが等価で均一的になっていく時代に抱く無常感」が込められているというavengers in sci-fiの『Unknown Tokyo Blues』と、今年一月にメモリアルな初ライブを行ったSerphの別名義Reliqの、「SF化する現実のための曲集」「気候変動の激しい世界における新たなトロピカルミュージック」をテーマとした『Metatoropics』は、デジタル化が進む都市の中で人間性を掴み直すという意味で、まさに同テーマの作品。AKBのドキュメンタリー映画の音楽を手掛けたことが話題を呼んだworld’s end girlfriendのレーベルから出たbronbabaの『neo tokyo』は文字通り『AKIRA』とのリンクがあるし、今後こういったテーマの作品が増えることは間違いないと思います。





このインタビュー、ぜひ読んでほしいです。
「変化し続ける世界をサバイブしよう Serph(Reliq)インタビュー」
http://www.cinra.net/interview/201404-reliq

そんな中、ずばり“東京”という楽曲を含んでいたのが、踊ってばかりの国のセルフタイトル作であり、あの作品は日本という国全体を見つめながら、東京という街をあぶり出してもいました。これまで存在する“東京”という名の名曲の多くが、個人史に基づいたものであったりするのに対して、〈政治家のジジイが決めたことで また子どもが死ぬよ 難攻不落の民の声 お上には届かないよ〉と歌った踊ってばかりの国の“東京”は、日本社会の中心としての東京を明確に見据えたものであり、実はありそうでなかった曲だと思う。最近だと、きのこ帝国が“東京”というタイトルの新曲をやっていて、音源化が待ち望まれるんだけど、あれはどっちかっていうと個人史よりかなあ。



2012年のロンドンオリンピック開催に合わせてハイドパークでライブを行い、ロンドンを通る高速道路を題材とした“Under the Westway”という楽曲を発表しているブラーは、今年の一月に行われた約10年ぶりの来日公演でも、バックドロップにWestwayの写真を掲げていました。そう、ブラーというバンドは今も愛情と皮肉を交えつつ、ロンドンという街を体現し続けているのです。東京オリンピックの開会式で誰が音楽監督を務めるのかという話題もよく耳にしますが、それが誰であろうとも、2020年に向けて「東京の音楽」を様々なアーティストが提案していくことになるのは確実。もしかしたら、その流れの中で「国際都市としての東京」が見直され、洋楽との関連性が見直されるかもしれないし、ブラーのようなヒーローが表れることもあるのかもしれない。



最高…!

そういう意味で僕が個人的に期待するのは、踊ってばかりの国と並んで、やっぱりアナログフィッシュなんですよね。震災前に作った“PHASE”という曲で、〈失う用意はある? それとも放っておく勇気はあるのかい?〉と歌い、“抱きしめて”という曲で〈危険があるから引っ越そう/事件が起きるから引っ越そう/ねぇどこにあるのそんな場所がこの世界に もうここでいいから思いっきり抱きしめて〉と歌ったアナログフィッシュの音楽は、もちろん日本全体のムードを示していると同時に、やっぱり都市生活者としての、東京に生きる者の歌だと思う。アナログフィッシュというバンドは、これまでずっと「City」を歌い続けてきたバンドでもあるしね。ニューアルバムに先駆けて、先行で公開されている“はなさない”は、ミニマルなギターフレーズといい、サイケ感といい、メランコリックな雰囲気といい、“Beetlebum”をはじめとしたブラーの楽曲を思い出すんだけど、そういう音楽的な近さも含め、アナログフィッシュがブラーのように「東京」を改めて体現してくれるんじゃないかと。下半期に予定されている新作には、そんな期待も持っています。


[PR]
by ashadeofshyness | 2014-07-11 23:27 | YEAR IN MUSIC

2014年の現状③BACK TO 1999~下北沢ギターロックの再評価

これに関しては、年明けのブログに書いた2014年の展望の引用から。

「ギターロックの新たな動きという意味では、00年前後の下北沢のギターロックが再評価されるんじゃないかと。新年早々のサプライズとなったBURGER NUDS(99年結成)の再始動、そして当時は必ず比較されていたバンプ(99年CDデビュー)が結成20周年で、3月に新作を発表。年明けにはヘルマン(99年CDデビュー)の復活作が出て、アート(木下理樹がソロで99年にデビュー)の新作も制作中みたいだし、あとはシロップ(99年CDデビュー)が正式に復活すれば…。そもそも、この時代のバンドっていうのは、90年代の洋楽直撃世代で、当時アジカンはウィーザー、アートはニルヴァーナじゃんって散々言われていたわけです。そこからスタートして、彼らは10年以上をかけてオリジナリティを獲得していったわけですが、今はその上澄みだけをすくって、真似するバンドが増えてしまったと。だからこそ、このタイミングで今一度99年に立ち返ってみるということは、意味があることのように思うのです」





というわけで、バンプとアートとヘルマンが新作を発表し、BURGER NUDSが再結成ライブを行い、6月27日にsyrup16gが再結成を発表した2014年の上半期は、00年前後の下北沢のギターロックバンドたちが一斉に動きを見せた年として記憶されることでしょう。ACIDMAN(99年に現在の3人に)もひさびさの新曲を発表すると共に、アンソロジーツアーを行い、現在はプロデューサーとしても活躍するStereo Fabrication of Youth(99年結成)の江口亮は、la la larksとして再度CDデビュー。アートの新作にはアジカンの後藤正文がプロデュースで参加、後藤のソロ作にはストレイテナーのホリエアツシが曲提供といった動きからも、時代感を感じずにはいられません。最近20代前半のミュージシャンの取材をして、バンドに興味を持ったきっかけを訊くと、ほぼ半数以上が「最初は普通にバンプとかアジカンを聴いて…」みたいに答えるわけで、この15年ほどで、彼らの存在がいかに今のバンドにとっての教科書となったかというのも、改めて感じた上半期でした。





洋楽からの影響云々ということに関しては、②で書いたように今はやはりUSインディからの影響を受けたバンドが多く、Gotch名義でベックやウィルコやスフィアン・スティーヴンスからの影響を消化したソロ作を発表したアジカンの後藤は、ボールズや吉田ヨウヘイgroupらをフックアップし、恒例となった『NANO-MUGEN FES.』の開催含め、今もリアルタイムの邦楽と洋楽を繋いで土壌を作ろうとする動きを続けていることがわかります。時代が変化し、かつての下北沢のバンドたちのように、USインディの影響下にあるバンドたちが次々メジャーデビューという流れにはならないまでも、同じく②で書いたように、HAPPYやボールズなど、関西のバンドが次々と表舞台へと出て行く動きから、かつての下北沢を連想することも可能と言えるかもしれません。



それにしても、オアシスのデビューアルバム発売20周年にあたる今年、解散ライブに『LIVE FOREVER』というタイトルを掲げたsyrup16gが復活し、一方でGotchが『Can't Be Forever Young』というタイトルのソロアルバムを発表するっていうのは、何だか面白いですよね。ま、オアシスはまだ再結成しなくていいと思うけど 笑。
[PR]
by ashadeofshyness | 2014-07-09 23:24 | YEAR IN MUSIC

2014年の現状②『20140420』と関西からの刺客

森は生きている、ayU tokiO、失敗しない生き方、peno、ROTH BART BARON、吉田ヨウヘイgroupが出演し、青山月見ル君想フで行われたイベント『20140420』は、2014年上半期の東京インディーシーンにおける記念碑的イベントだった。中でも、昨年ファーストを発表した森は生きていると、今年それぞれファーストを発表したROTH BART BARON、吉田ヨウヘイgroupの3組は、「cero以降」のシーンを担う存在として、多くの人に認知されたと言っていいのではないかと思う。





「cero以降」とか言っちゃうのは何ともざっくりした言い回しではあるが、つまりはアメリカーナ、サイケデリック、チェンバーポップ、トロピカルなど、近年のUSインディの流行とリンクする部分を持ちつつ、それぞれが独自の音楽性も持ち合わせ、最終的には日本語のポップスに着地しているバンドたちであり、ブルックリンシーン、もしくはティンパンアレイにも通じる、ミュージシャン間の活発な交流も特徴として挙げられる。そう考えると、やはりcero以前にシーンの礎を築いたのはトクマルシューゴとそのバンドメンバーの存在であり、5月~6月に行われた10周年記念公演は、上半期のもうひとつのハイライトだったことは間違いない(本当に素晴らしかった!)。



また、トクマルシューゴと並び、USインディとの接点という意味で重要なOGRE YOU ASSHOLEはますます独自路線を強めつつ、10月には森は生きているとの2マンが予定されるなど、やはりシーンの先達としての存在感を放っている。また、ちょっと目線を変えると、cero、トクマルシューゴの前にはSAKEROCKがいるとして、もともとレゲエ/ダブにとどまらない折衷的な音楽性が持ち味で、最新作『HYPER FOLK』では独自のチェンバーポップをさらに進化させたbonobosは、この流れとリンクする存在だったとも言えるように思う。重厚なスケール感という意味では、ROTH BART BARONに一番近いのはbonobosのような気もするし。



楽曲の素晴らしさもさることながら、ヒューマンな内容のビデオにもグッと来てしまいます…。

そして、やはりUSインディのシーンとリンクし、その上で独自のフォーク~ポップスを鳴らしてきた踊ってばかりの国の後輩バンドHAPPYが力のあるマネジメントに所属し、同じく上半期に素晴らしい作品を残しているシャムキャッツあたりとリンクしつつも、より明確に日本語のポップスを意識したような作品でボールズ(ex.ミラーマン)がメジャーデビューした(正式には7月ですが)というのは、一歩間違えれば内向きにもなりかねない東京のムードに対する関西からのカウンターのようで、シーンがまた新たな段階に突入したことを伝えている。また、ここには①で挙げたKANA-BOONやキュウソネコカミなど、関西出身バンドが続々と浮上していることとの関連も見て取れると言えよう。



ちなみに、YouTubeで「HAPPY」を検索すると、海外アーティストの今年上半期の顔であるファレル・ウィリアムスばっかり出てきちゃうわけですが……彼らもミラーマン同様、改名したりしてね 笑。
[PR]
by ashadeofshyness | 2014-07-08 23:14 | YEAR IN MUSIC

2014年の現状①若手四つ打ちバンドの本格的台頭

KANA-BOONのブレイクをひとつの契機に、KEYTALK、ゲスの極み乙女。、キュウソネコカミなど、四つ打ちを主体とした楽曲によってフェスやイベントなどで爆発的な盛り上がりを見せるバンドたちが、昨年から今年にかけて次々とメジャーデビュー。彼らはポップであることを厭わない世代であり、どのバンドもキャッチーなサビのメロディーを持ち合わせていることも特徴。その効果もあってか、オリコンチャートでもしっかりと結果を残している。

KANA-BOON『結晶星』(シングル) 8位
KANA-BOON『フルドライブ』(シングル) 6位
KEYTALK『パラレル』(シングル) 10位
KEYTALK『OVERTONE』(アルバム) 13位
ゲスの極み乙女。『みんなノーマル』(ミニアルバム) 11位
キュウソネコカミ『チェンジザワールド』(ミニアルバム) 15位





パラレルつながり!

ボカロP出身のowaka率いるヒトリエや、クラムボンのミトがプロデュースを担当したテスラは泣かない。など、更なる有望株もメジャーデビューを果たしているが、ブームとしての見え方は、おそらく今年の夏フェスがひとつのピークになるだろう。すでに、ゲスの極み乙女。はBPMを落としてJ-POP路線に舵を切っているし、KANA-BOONのセカンド、ゲスとキュウソのメジャーファーストアルバムが出揃う頃には、それぞれの方向性がより明確になるはず。

一方、この四つ打ちブームの礎を築いたthe telephonesやavengers in sci-fiらは、より音楽的に進化した力作を発表して、確かな存在感を発揮。そして、歌ものの四つ打ちにも目配せしつつ、「西荻パンク発アキバカルチャー行」な独自のミクスチャーをしっかりと刻み付けたWiennesのメジャーファースト『DIAMOND』は、時代性と独自性を兼ね備えた傑作として評価されるべきだと思う。





上二つのビデオのスタイリッシュさに比べ、下二つのひどさ 笑。

ちなみに、つい先日ひさびさにアジカンの“君という花”を生で聴いたのですが、いやー、遅かった 笑。もちろん、すごくのりやすかったし、つまりは今の若手バンドの四つ打ちがいかに高速化したかってことなわけだけど、自分の体ももう速いのに慣れちゃったんだなあと、改めて思わされたわけです。この10年の変化(“君という花”は2003年作)というのは、まさにインターネットにおけるISDNから光回線への変化のようで、それによって手に入れたものもたくさんあるけど、失ったものもいろいろあるんだろうなあなんて、考えてしまいました。


[PR]
by ashadeofshyness | 2014-07-07 23:04 | YEAR IN MUSIC